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ルロワの会「ドメーヌ&ドーヴネの持ち寄りワイン会」 [ワインとお食事の会]

2012年2月10日(金)
時間 19:00開始
場所 フランス料理 Artichaut(恵比寿)
参加人数 9名

今回は仲良く持ち寄り会とのこと。
結果、オーセイ・デュレス レ・ラヴィエールの3ヴィンテージ垂直ができました。
わたし的には、またもやルロワさんの秘密を発見!
【ワインリスト】   
1.ジャッキー・シャルパンティエール キュヴェ・ピエール・アンリ NV
2. オーセイ・デュレス レ・ラヴィエール 2009 / ドメーヌ・ルロワ
3.オーセイ・デュレス レ・ラヴィエール 2008 / ドメーヌ・ルロワ
4.オーセイ・デュレス レ・ラヴィエール 2007 / ドメーヌ・ルロワ
5.アンドレ・ボーフォール ドゥー・グラン・クリュ ロゼ 1999
6.ムルソー レ・ナルヴォー 1995 / ドメーヌ・ドーヴネ
7.ポマール レ・ヴィニョ 2008 / ドメーヌ・ルロワ
8.ジュヴレ・シャンベルタン 1999 / ドメーヌ・ルロワ
9.ヴォーヌ・ロマネ 1er Cru レ・ボーモン 2002 / ドメーヌ・ルロワ
ルロワの持ち寄りワイン会 a.JPG

★ジャッキー・シャルパンティエール キュヴェ・ピエール・アンリ NV(PM100%)
ルロワの持ち寄りワイン会 01.JPG ルロワの持ち寄りワイン会 02.JPG
めずらしいピノ・ムニエ100%のブラン・ド・ノワール。
ピンクがかった黄金色です。
泡は香ばしく、クリーミー。
かすかな熟成香は、ソレラ・システムの香り。
ジャック・セロス風ですが、セロスより控えめ。
主催者さまが前日抜栓で準備してくださったので、ちょうど飲みごろに。
(本来はすご~く硬かったんでしょうね、たぶん)

★オーセイ・デュレス レ・ラヴィエール 2009 / ドメーヌ・ルロワ
ルロワの持ち寄りワイン会 03.JPG ルロワの持ち寄りワイン会 06.JPG
外観、かなり濁っています。
濃ゆーい麦わら色。
燻したような樽香が強い。
早くもシェリーのような香りも。
ルロワ香バリバリのワインですね。
甘味も酸味も苦味もリッチ。
しょっぱなから全開で、力強い味わいです。

★オーセイ・デュレス レ・ラヴィエール 2008 / ドメーヌ・ルロワ
ルロワの持ち寄りワイン会 04.JPG ルロワの持ち寄りワイン会 07.JPG
やや濁りがあります。
香ばしいキャラメルコーンの香り。
味わいにはぎゅっと詰まった凝縮感。
バランスがよく、時間がたっても崩れません。
ニュートラルなシャルドネのひとつの理想形かも。
素晴らしいワインです。

★オーセイ・デュレス レ・ラヴィエール 2007 / ドメーヌ・ルロワ
ルロワの持ち寄りワイン会 05.JPG ルロワの持ち込みワイン会 j.JPG
透明感のある薄いレモンイエロー。
香りは柔らかく甘やか。
味わいも優しい。
2007ブルゴーニュ白は引き締まった酸が特徴的なヴィンテージのはず。
でもルロワの2007は、とってもソフトで繊細。
またもやルロワ・マジック(?)

★アンドレ・ボーフォール ドゥー・グラン・クリュ ロゼ 1999(PN80%, Ch20%)
ルロワの持ち寄りワイン会 08.JPG ルロワの持ち寄りワイン会 09.JPG
白ワインが3本続いたので、ここでシャンパーニュのロゼを(お口直しのグラニテ風)
アンドレ・ボーフォールはアンボネイのRM
これはドサージュ65gと、かなり甘口。
赤ワインの香りもはっきりとわかります。
アフターにはほろ苦さ。
シャンパーニュの甘口ロゼを飲む機会はめったにありませんが、イタリアワインのランブルスコを思い出しました。

★ムルソー レ・ナルヴォー 1995 / ドメーヌ・ドーヴネ
ルロワの持ち寄りワイン会 11.JPG ルロワの持ち寄りワイン会 12.JPG
これはわたしの持ち込み。
落ちてしまう前に早く開けたいなーと思っていたもの。
ドーヴネのグリーンキャップはこのヴィンテージだけだそうです。もしかして希少品(!?)

キラッキラッと輝く黄金色。
香りは甘~いパイナップル。
酸味はソフトで、少し落ちてきています。
上品で、なんとも魅惑的。
飲み終わったあと、空になったグラスにいつまでも貼りついているパイナップル香が…ムフッ[揺れるハート]

わたしが思うレ・ナルヴォーの美味しさの変化は―
①若 い:たっぷりパワフルで、いわゆるルロワ香が強く、インパクトがあります。
味わいにも、ものすごい凝縮感。
  ↓
②熟成中:樽香が弱まり、激しく甘いパイナップ香が立ちます。
そして少しずつ酸味が抜けはじめます。
  ↓
③古 酒:シェリー香がして、リッチな古酒の香り。
味わいは酸が落ちてしまい、バランス的に物足りなさも。
(このへんが村名クラスの宿命。どの段階を美味しいと感じるかは、個人の好みにもよるのでしょうけれど)

★ポマール レ・ヴィニョ 2008 / ドメーヌ・ルロワ
ルロワの持ち寄りワイン会 14.JPG ルロワの持ち寄りワイン会 15.JPG
縁に透明感のあるピンクがかったルビー色。
ルロワのポマールは、ポマールの土臭いイメージとは異なります。
可憐なデイジーのような華やかさ。
その中に、ひんやりとした冷涼感が垣間見える。
これほど開放的で明るいポマールにはなかなかお目にかかりません。
時間の経過とともに落ちるのは早めでした。

★ジュヴレ・シャンベルタン 1999 / ドメーヌ・ルロワ
ルロワの持ち寄りワイン会 17.JPG ルロワの持ち寄りワイン会 18.JPG
見た目、濁りと澱があります。
やや赤黒い。
香りは、2009ヴィンテージのあの華やかさを思うと閉じ気味。
タンニン強めです。
きっとジビエのお料理にピッタリ。
隣席のHさん、「けだもの」ではありませんよ。「けもの臭」と言ってください(一同爆笑)

★ヴォーヌ・ロマネ 1er Cru レ・ボーモン 2002 / ドメーヌ・ルロワ
ルロワの持ち寄りワイン会 20.JPG ルロワの持ち寄りワイン会 21.JPG
色合いにかなり透明感が出てきています。
ボーモンの土っぽい香り。
カラッと乾いたスパイス香プラスちょっぴりコルクの匂い(?)
2002ヴィンテージはすでにタンニンが十分溶け込んでいて滑らか。
ヴォーヌ・ロマネらしい引き締まった豊かさの中に、優美さも見え隠れしています。
響き渡るような長~い余韻。

【お料理リスト】
☆生ハムとグリーンアスパラのエチュベ バジルソース&パン
ルロワの持ち寄りワイン会 b.JPG

☆豚肉と生ハムで包んだ帆立のテリーヌ
(写真撮り忘れです ^^;)

☆鱈のムニエル きのこのソース
ルロワの持ち寄りワイン会 c.JPG

☆鴨のロースト マディラソース
ルロワの持ち寄りワイン会 d.JPG

☆りんごのコンポート&ティー
ルロワの持ち寄りワイン会 e.JPG ルロワの持ち寄りワイン会 f.JPG

ブルゴーニュ2007の白はわたしのお気に入りのヴィンテージ。
酸がよくのっていて、バランスがよいものに多く出会う。
2008と比較して飲むと、2007のほうが好みだとずっと思ってきました。
でも、本日のルロワの2008オーセイ・デュレスの美味しさったら…なんでやねん。
謎解きは裏ラベルに―

オーセイ・デュレス レ・ラヴィエール 2009 / 生産本数:294本
オーセイ・デュレス レ・ラヴィエール 2008 / 生産本数:300本
オーセイ・デュレス レ・ラヴィエール 2007 / 生産本数:572本

これだから、ルロワってやつは…(あ、失礼しました。もとい)
つまり、2008から生産本数が半減したということですね。
一般的なヴィンテージ評価だけでは、なかなかわからないはずです。
AOC格付け破りのルロワですが、今度はヴィンテージ破りですか~。
畑の格付けを乗り越え、ヴィンテージの評価を乗り越え、一体どこまで行くのやら。
ある意味、ブルゴーニュの問題児かも(笑)
***
ワイン会の席上、マダム・ルロワがバタール・モンラッシェの畑を購入したことが話題にのぼりました。
ドメーヌ・ドーヴネとしてリリースするようです。
これで、ドーヴネにはシュヴァリエとクリオ・バタールとバタールの3つが揃うわけですね。
とは言いつつ、マダム・ルロワは今年79歳。
いま購入した畑から、いつ頃ドーヴネの名にふさわしい納得のいく葡萄が収穫されはじめ、さらに何年後に初リリースされるのでしょうか…気の長い話ではあります。
(まあ、どのみちお値段的に縁がないでしょうけどw)

ルロワの持ち寄りワイン会 i.JPG ルロワの持ち寄りワイン会 h.JPG
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wattana

ユンヌ・ペルルさん、おはようございます。
拙ブログに引き続きご訪問いただき、ありがとうございます。
私の知人が名古屋市内でイタリアワイン専門のワインショップを営んでいます。このお店で、2ヶ月に1回ほどワイン (単一品種で作ったワインだけ)を買って家で飲んでいます。フランスとは違うぶどうの品種を使ったワインがあり、その味におどろくことがあります。
これからもよろしくお願いいたします。
by wattana (2012-06-11 04:12) 

ユンヌ・ペルル

wattanaさま

こんにちわ。コメントありがとうございます。
わたしはワインと同じくらいコーヒーが大好きなので、wattanaさまのブログをいつも興味深く拝見しています。
岐阜や名古屋では、喫茶店文化が健在なのですね。羨ましいです。
イタリアワインは親しみやすく美味しいワインが多いと思います。
フランスワインより品種が多様で、わたしはいろいろ憶えたはずなのに、今やすっかり忘れかけています(反省)

by ユンヌ・ペルル (2012-06-11 22:27) 

wattana

ユンヌ・ペルルさん、おはようございます。
私もコーヒーが好きです。でも、飲む場所を決めています。毎朝、最初にやることがコーヒーの抽出です。家で毎朝、3杯飲みます。
外飲みもけっこうしますが、コメダのコーヒー(工場で大量ネルドリップ抽出で専用容器で各店へ配送)は好みではないので、コメダでは飲みません。ミスタードーナツでは、コーヒーが以前よりおいしくなったので飲みます。というよりも、大正時代に一世を風靡した喫茶店チェーン 「カフェーパウリスタ」で、コーヒーとドーナツの組み合わせで売って人気だったということが頭に残っていて、コーヒーにはドーナツ(オールドファッション)が合うとずっと思っているからです。
一時、神戸の萩原珈琲の炭火焙煎豆を使っている珈琲専門店 (東京・神田、静岡県、愛知県、岐阜県、神戸市)を徹底的に回りました。当時は酸味のあるキリマンジャロばかり飲んでいて、コーヒー通だと自負していましたが、岐阜の「カフェ・カルトン」という自家焙煎珈琲店でその自信は崩れてしまいました。とここまで書いたら、「カフェ・カルトン」のコーヒーが飲みたくなりました。・・・長くなったので (申し訳ありません)、続きはまた書きます。
by wattana (2012-06-12 07:02) 

ユンヌ・ペルル

wattanaさま

最近は東京にもlコメダ珈琲が進出していますが、wattanaさまのお好みではないのですね。
ファストフードでは確かにミスタードーナツが一番まし(失礼!(^^;)だとわたしも思います。ブラックコーヒー派には、甘いドーナツとよく合うというのもわかります(オールドファッションというのがまた渋いですねえ)
あとは神戸が本店の萩原珈琲も、岐阜のカフェ・カルトンも、コーヒー通ではないわたしは寡聞にして存じませんでした(きっとわたしのワインブログと同じですね)
続きは長くなりそうなので、またwattanaさまのブログで拝見させていただきます(笑)
これからもよろしくお願いします。
by ユンヌ・ペルル (2012-06-12 23:33) 

wattana

ユンヌ・ペルルさん、おはようございます。
酸味のあるキリマンジャロばかり飲んで、キリマンジャロ特有の酸味と焙煎から日数が経過して酸化による酸っぱさの違いがわかってきた、すなわち、同じ神戸の萩原珈琲の炭火焙煎豆を使っていても豆の焙煎後の日数によってコーヒーの味がぜんぜん違うということがわかってきたと有頂天でした。
ところが、「カフェ・カルトン」のマスターの 「うちには酸っぱいコーヒーはない」という一言でハッと気がつきました。日数が経過して酸化した豆で抽出した酸っぱいコーヒーを出すのは珈琲専門店としては間違っている、と。この後、キリマンジャロだけを飲むことは止めました。
なにごとにも、上には上がいるので、常に向上心をもって上を目指したいと思っています。
by wattana (2012-06-15 04:35) 

ユンヌ・ペルル

wattanaさま

わたしはコーヒーはマンデリン、ブラジルなどが好きです。
ワインの好みと同じで、酸味の強いものは得意ではありません。
何杯でも飲みたいほうなので、もちろんブラック派です。
wattanaさまのように深く極めてはおりませんが、コーヒーとワインには共通項が多いように思います。
何事も一つことにこだわって追究してみると、あらたな発見や学びがあって楽しいですね。

by ユンヌ・ペルル (2012-06-17 20:29) 

wattana

ユンヌ・ペルル さん、おはようございます。
昨日、6月30日 (土曜日)に飲んだ 「ぎふ珈琲」は本当に、焙煎からかなりの日数が経過した豆を使って抽出したと思われ、とても酸っぱかったです。たぶん、注文する人が少ないからだと思います。岐阜市が、家計調査において喫茶代で1番であることは確かなことですが、喫茶代=コーヒー代とは限らないと思います (喫茶代=モーニングサービス代)。したがい、コーヒー通が他の都道府県庁所在地に比べて多いということにはならないと思っています。
ところで、渡邉美樹さんの 「レバ刺し禁止の愚かさ」という記事に関して、渡邉美樹.net 運営委員会に対して6月10日と12日に拙意見 (7月1日付でアップしたブログ記事とはすこし違いますが)をメールで発信しました。同サイトには、本人からの回答はできないが、運営委員会として意見に対しては回答をするといった様な記載がありましたが、何の返信もありませんでした。そこで、~「レバ刺し販売禁止」について考える~ という記事を掲載した次第です。
人は食べなければ生きていけません。食べ物と命は切っても切れない関係にあります。その食べ物で命を落とすようなことがあってはならないと思います。火は人類最大の発見。加熱調理は、人間の食中毒予防のための知恵です。(渡邉美樹さんの「鮮度が悪くなったら加熱して食べる」は悪知恵です)
ブログ記事には書きませんでしたが、ブラジル人の知人は牛肉のカルパッチョは食べますが、牛レバーを生ではぜったい食べないと言い切ります。日本時の5倍は食肉を食べる肉食生活が長いブラジル人、(過去の苦い経験からだと思いますが)「牛レバーは生で食べるな!」と教えられているそうです。
by wattana (2012-07-01 10:18) 

ユンヌ・ペルル

wattanaさま

お返事ありがとうございます。
レバ刺し問題からいろいろ考えが広がるのですが…
たとえば、なぜサバは酢で〆るのかとか。
なぜサーモンは伝統的な握り鮨にはなかったのかとか。
なぜ生肉を食べてはいけないのかとか。
流通が発達した現在では、そんな経緯はまったく知らず、違和感を感じない方も多いのかと思います。
レバ刺し問題から、大切な伝統の知恵をきちんと次世代に伝えていかなければ怖いと痛感させられました。
by ユンヌ・ペルル (2012-07-01 20:32) 

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