So-net無料ブログ作成

第148回ワイン会 [Y氏ワイン会]

2011年8月10日(水)
時間 19時開始
参加人数13名

シャルル・ノエラは現存しない幻のドメーヌ。
ヴォーヌ・ロマネ村に所有していた畑を、ラルー・ビーズ・ルロワが買い上げたことでも有名です(ドメーヌ・ルロワの珠玉のワインのいくつかを産出している畑の持ち主だったということ)
シャルル・ノエラとドメーヌ・ルロワの同じ畑を並べて比較できる貴重なワイン会です。
【ワインリスト】
1.フィリポナ クロ・デ・ゴワセ 1992(マグナム) 
2.ムルソー V.V. 1996 / アルノー・アント 
3.ロシアン・リヴァー・ヴァレー シャルドネ レ・ノワゼティエール 2000 / キスラー  
4.クロ・ド・ヴージョ 1989 / ドメーヌ・ルロワ
5.クロ・ド・ヴージョ 1972 / シャルル・ノエラ 
6.ロマネ・サン・ヴィヴァン 1994 / ドメーヌ・ルロワ
7.ラ・ロマネ・サン・ヴィヴァン 1979 / シャルル・ノエラ 
8.リシュブール 1992 / ドメーヌ・ルロワ 
9.リシュブール 1974 / シャルル・ノエラ 
10.Ch.レイモン・ラフォン 1975 
第148回PHOTO a.JPG

フィリポナ クロ・デ・ゴワセ 1992(マグナム)(PN50%, Ch50%)
第148回PHOTO 01.JPG 第148回PHOTO 02.JPG
明るいイエロー。
細かい泡がホトホトと上っています。けっこう力強いです。
グレープフルーツや青リンゴの香り。
香料っぽい香りもします。
味わいは軽やかで、ノワール比率の高さからくる重厚さは感じられません。
第144b回の1999よりずっと若々しい。
マグナムのせいかしらん、デゴルジュマンの年のせいかしらん。
(第144b回のデゴルジュマンは2003年、今回は2007年でした)

ムルソー V.V. 1996 / アルノー・アント
第148回PHOTO 03.JPG 第148回PHOTO 04.JPG
濃い黄金色。
濁っています。
熟成香が強く、香りは半分シェリーみたい。
酸味も味わいも、全体に落ち気味。
わたしはどちらかというと、あまり熟成香の強くない白ワインが好みです。

ロシアン・リヴァー・ヴァレー シャルドネ レ・ノワゼティエール 2000 / キスラー
第148回PHOTO 05.JPG 第148回PHOTO 06.JPG
オイリーでナッティな香り。
酸味はあまり感じられません。
むしろ甘い。
いついかなる時も、キスラーはキスラーらしい。そこが偉いです。
今どきフランスでもこんなに樽をきかせている生産者は珍しいかも。
(キスラーの最近のヴィンテージではどうなんでしょうね)

クロ・ド・ヴージョ 1989 / ドメーヌ・ルロワ
第148回PHOTO 07.JPG 第148回PHOTO 08.JPG
並べて一緒にサーヴされたので、2度も確認してしまいました。
こっちがヴィンテージの新しいルロワのほうなの?
え、そうなの?
だって、どう見ても、こちらのほうが古酒の色…
最初、甘味は少なく、クロ・ド・ヴージョらしい。
コシが強い。
やがてグラスの中で開いて、妖艶な香りが上がってきたと思ったら、味わいはストーッンと落ちましてん。ルロワがストーッンとね。
その後、ずっと待ってみたけれど、酸しか盛り返してきませんでした。

クロ・ド・ヴージョ 1972 / シャルル・ノエラ
第148回PHOTO 09.JPG 第148回PHOTO 10.JPG
揮発臭。
梅の味わい。
素晴らしく若い印象です。
この畑にベリーの果実味はありません。
濃いクロ・ド・ヴージョが古酒になると、黒い印象が残ります。
1972ヴィンテージはプロの評価は並みのようですが、巷では(わたしのまわりでは)すごく評判いいです。

ロマネ・サン・ヴィヴァン 1994 / ドメーヌ・ルロワ
第148回PHOTO 11.JPG 第148回PHOTO 12.JPG
ひと口飲んで、すでに美味しい。
バランスのいい畑です。
小さな赤いベリーの果実味を感じさせるルロワのロマネ・サン・ヴィヴァンは大好きです。
でもなぜか、今回の 1994 は落ちるのが早い。
昨年の第11b回で、同ヴィンテージをいただいたのですが。
抜栓のタイミングの差でしょうか。ビン差でしょうか。わずか1年でこんな?
シャルル・ノエラのワインと比べるからかなあ。

ラ・ロマネ・サン・ヴィヴァン 1979 / シャルル・ノエラ
第148回PHOTO 13.JPG 第148回PHOTO 14.JPG
見事にブショッていました。
これを飲むのはちょっと無理かと…
残念。

リシュブール 1992 / ドメーヌ・ルロワ 
第148回PHOTO 15.JPG 第148回PHOTO 16.JPG
茶褐色めいた枯れ葉色。
透明度が高く、いちばん色合いが進んでいます。
最初ちょっとヘンな匂いが。
軽度の熱劣化。
熱劣化ってどんな感じかというと、ムッと甘くこもった香りがします。
この香りは時間が経つと薄れることが多いです。

リシュブール 1974 / シャルル・ノエラ
第148回PHOTO 17.JPG 第148回PHOTO 18.JPG
リシュブールにおいてもシャルル・ノエラのほうが元気ですが、落ちてくるのはわりと早い。
アフターにはほのかなユーカリ香。
わたしは今のところ、リシュブールがあまり強靱な性質の畑ではないように感じています。
言い換えれば、出来がバラつくということ。
どの生産者のものにしても、ヴィンテージのよいものを選んだほうがきっと安心です。

Ch.レイモン・ラフォン 1975(Se80%, SB20%)
第148回PHOTO 19.JPG 第148回PHOTO 20.JPG
アタックにセメダイン香。
香りの特徴はアプリコット。
酸味は生き生きとしています。
極甘口という感じではなく、爽やかタイプです。

【お料理】
ハモとズッキーニのプレッセ 赤パプリカとオレンジのソース
第148回PHOTO b.JPG

雑穀のリゾット 赤ワイン風味
第148回PHOTO c.JPG

ロニョンのロースト フランボワーズヴィネガー風味のソース
第148回PHOTO d.JPG

グラニテ
第148回PHOTO e.JPG

鹿肉のポワレ 玉ねぎとクレームドカシスのソース
第148回PHOTO f.JPG

シュー・ア・ラ・クレーム
(撮り忘れです)

ルロワだけを並べて飲むのとはまた違った発見がありました。
(状態のよかった赤ワインの中で)若いと感じた順番に並べてみると―
①クロ・ド・ヴージョ 1972 / シャルル・ノエラ
②リシュブール 1974 / シャルル・ノエラ
③クロ・ド・ヴージョ 1989 / ドメーヌ・ルロワ
④ロマネ・サン・ヴィヴァン 1994 / ドメーヌ・ルロワ
もう年代ムチャクチャ。
ヴィンテージを逆走しています(笑)
またもやワインの謎。
***
これはSO2添加の問題でしょうか。
シャルル・ノエラ、アンリ・ジャイエ、ジャン・グロ…etc.etc.
あの時代の生産者たちは、SO2をそこそこ使用していたはずです。
彼らのワインは抜栓すると、瓶の中に封じ込められていたワインの精霊が息を吹き返して出てくるみたいです。魔法のランプのジンのように、ヒューッてね。
赤ワインをバランスよく長期熟成させるためには、ある程度のSO2添加が必要なのではないかと考えさせられてしまいました。
ビオディナミ、ビオロジック、リュット・レゾネ。
自然派ワインとは何なのでしょう。
何を目指しているのか。何を手に入れ、何を手放すのか。
振り返る分岐点に来ているのかもしれません。

【アンケート結果】(13名参加で、1人持ち点10点)
1位 67点 クロ・ド・ヴージョ 1972 / シャルル・ノエラ
2位 16点 クロ・ド・ヴージョ 1989 / ドメーヌ・ルロワ
3位 15点 リシュブール 1974 / シャルル・ノエラ
4位 12点 ロマネ・サン・ヴィヴァン 1994 / ドメーヌ・ルロワ
5位  5点 リシュブール 1992 / ドメーヌ・ルロワ

【わたしの配点】
3点 ロマネ・サン・ヴィヴァン 1994 / ドメーヌ・ルロワ
3点 クロ・ド・ヴージョ 1972 / シャルル・ノエラ
2点 リシュブール 1974 / シャルル・ノエラ 
2点 クロ・ド・ヴージョ 1989 / ドメーヌ・ルロワ

第148回PHOTO g.JPG

nice!(1)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

nice! 1

コメント 1

Matwhop

Zithromax Fast Delivery Overseas Drug Generische Apotheke <a href=http://brandciali.com>п»їcialis</a> India Drugstore Online
by Matwhop (2018-08-19 16:12) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。