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第13回特別ワイン会 [Y氏ワイン会]

2011年7月29日(金)
時間 19時半開始
参加人数12名

ポムロールのメルロは大好きなのですが、右岸の守りが手薄なわたしです。
(値が張るため、経験不足なんです)
今回のワイン会は、ポムロールはル・パンとペトリュスを同ヴィンテージで。
サンテミリオンでは、40年もののシュヴァル・ブランとオーゾンヌです。
【ワインリスト】
1.クリュッグ クロ・デュ・メニル 1986
2.Ch.レ・シャルム・ゴダール 2005
3.Ch.モンブスケ ブラン 2003
4.ムルソー シャルム / コント・ラフォン 1996
5.Ch.シュヴァル・ブラン 1972
6.Ch.オーゾンヌ 1970
7.Ch.ぺトリュス 1986
8.Ch.ル・パン 1986
9.Ch.ディケム 1971
第13回特別PHOTO a.JPG

クリュッグ クロ・デュ・メニル 1986(Ch.100%)
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濃いめの黄金色。
泡は目にはさやかに見えねども…口に含むと、舌にシュワッときます。元気です。
ほどよい熟成香とトースティな香り。
味わいの構成に白ワインのようなバランス感があります。
余韻が長~~~い。
うんまい!
やっぱりこれは極上の白ワインとしか思えません。

Ch.レ・シャルム・ゴダール 2005(Se65%, SB20%, Muscadel 15%)
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Ch.ル・パンの造り手ティエンポン家がコート・ド・フランでつくる白ワインです。
とても淡い麦わら色。
アタックに少しほこりっぽい香りがします。
セミヨン主体なので酸味はおとなしいです。
スッと染みとおるようなやさしい味わい。
お食事に合わせやすそう。

Ch.モンブスケ ブラン 2003(SB65%, Sauvignon Gris 30%, Se+Muscadel 5%)
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ひじょうに濃い黄金色。
粘性はものすごく強いです。
かなり強烈な樽香。
樽の材質からくるナッティでオイリーな香り、苦味。
凝縮感があります。
しばらく時間をおくと、ゴマの香り。花の香り。アロマティック。
飲みごろにはまだ相当時間がかかりそう。

ムルソー シャルム / コント・ラフォン 1996(Ch.100%)
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少し澱で濁った黄金色。
控えめな樽の香り。
鼻をくすぐる甘い匂い。
コシは強いのに、口あたりがソフトな酸です。
きらめくようなしっかりとした酸が、コント・ラフォンらしい。
こうして並べていただくと、ボルドーとブルーゴーニュとの酸の違いがよくわかります。

Ch.シュヴァル・ブラン 1972(CF60%, 37%, MB2%, CS1%)
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サンテミリオン格付けの頂点に立つ(プルミエ・グランクリュ・クラッセAの)2シャトーのうちの1つ。
香りはスパイシー。
カベルネ・フランの特徴である青ピーマン香。
熟成40年ですが、味のバランスは何ひとつ崩れていません。
素晴らしくエレガントなシュヴァル・ブラン。
そしてわたしは、やっぱりカベルネ・フランが苦手でした~。
残念。

Ch.オーゾンヌ 1970(M50%, CF50%)[PP69]
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サンテミリオンのプルミエ・グランクリュ・クラッセAのもう1つです。
縁に透明感があり、色はだいぶ茶色がかっています。
粘性が強い。
アタックに還元香。若いです。
焦げた黒糖のような香り。
カベルネ・フラン50%ですが、青ピーマンはほとんど感じられません(なぜでしょう?)
味わいは甘いニュアンスをたたえて芳醇。
こちらも熟成40年。ものすごく長期熟成型のようです。

Ch.ぺトリュス 1974(M95%, CF5%)
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ここで1本ブラインドで出されたのは、吹き跡あり、熱の入ってしまった赤ワイン。
お・ま・けだそうです。
マディラ香の陰には、なめらかなタンニンと甘さとエレガンス。
熱劣化ではあるけれど、これがなかなか美味しいんです。
なんと、これがCh.ペトリュス 1974でした。
妖艶。
案外いちばん飲みごろだったりして…
(これ、熱劣化じゃなかったら1等賞なんじゃないかなあ)

Ch.ぺトリュス 1986(M95%, CF5%)[PP86]
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縁がピンクがかっていて、若いです。
ちょっとカベルネ・フランの香り。草っぽい。
香りも味わいもいろいろな要素に満ちています。
複雑系。
ただなめらかで飲みやすいワインより、わたしは好きです。
まだ若々しく、1974のほうが飲みごろだったように感じました。

Ch.ル・パン 1986(M92%, CF8%)[PP90]
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濃いガーネット。
香りの特徴はミルクとチョコレート(ミルクチョコレートではないんです)
甘~い香りが特徴的。
重厚です。
味わいの陰に鉄っぽさ。
タンニンはシルキー、香りはミルキー。

Ch.ディケム 1971(Se80%, SB20%)
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色合いは飴色です。
ハチミツの香り。少しカラメルっぽさ。
味わいは、たっぷりとしていてなめらかです。
酸味はあまり感じられません。
酸が少なく、バランス的にはイマイチな気もしますが、好みの問題かもしれません。

※セパージュは畑の作付け面積によるものです。
パーカー・ポイントがわかるものは、参考までに[PP ]で表記しました。

【お料理】
舞鶴産岩ガキ トマトのジュレと夏野菜を添えて&バゲット
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ぶどうの葉で香りづけしたサクラマスのフリット
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フランス産仔鳩のロティ サルミソーズ
第13回特別PHOTO d.JPG

キャラメル風味のプディング
(写真、撮り忘れです)


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1986ヴィンテージのペトリュスとル・パン。どちらも甲乙つけがたく美味しかったのですが、複雑性でペトリュスに軍配を上げたいです。
熱劣化にもかかわらず、たまらなく魅力的だった1974ペトリュスも忘れられません。
サンテミリオンのカベルネ・フランは、わたし好みではないことも確認できました(笑)
***
グラン・ヴァンと呼ばれるワインでは―
ブルゴーニュ白で20年。
ブルゴーニュ赤で30年。
ボルドー赤で40年。
熟成期間が欲しいところです(←相変わらず大ざっぱに言ってw)
長生きせななあ。

【アンケート結果】(12名参加で、1人持ち点10点)
1位 30点 Ch.ル・パン 1986
2位 24点 Ch.ペトリュス 1986
3位 18点 クリュッグ クロ・デュ・メニル 1986
4位 14点 Ch.ディケム 1971
4位 14点 ムルソー シャルム 1996 / コント・ラフォン

【わたしの配点】
3点 Ch.ぺトリュス 1986
2点 Ch.ル・パン 1986
2点 Ch.オーゾンヌ 1970
2点 クリュッグ クロ・デュ・メニル 1986
1点 Ch.ディケム 1971

【第13b回特別ワイン会のアンケート結果Best3】
(ただし、参加人数が多かったので、Ch.ペトリュス1974がフツーに出たはずです)
①1986 Ch.ルパン
②1972 Ch.シュヴァル・ブラン
③1970 Ch.オーゾンヌ
③1971 Ch.ディケム


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コメント 4

enmi

はじめまして。
毎回素晴らしいラインナップですね。
ブログときどき拝見させていただいていたのですが、今回は、特別というほどに見事なラインナップです。

1~9まで王道中の王道ですね。

うらやましいの一言です。

モンブスケもコントラフォンも普通においしいだろうに、そのあとにシュバルブラン・オーゾンヌでアンカーがシンデレラ・・・・。

真夏の夜の夢ですね。

ルパンとペトリュスを並べて飲んだ経験がないので、確かに甲乙は付かないだろうと思います。

個人的レ・シャルム・ゴダールは、昔結構お気に入りだったので、久々に買ってみようかという気にありました。

楽しく拝見いたしました。また、お邪魔します。
by enmi (2011-08-20 17:09) 

ユンヌ・ペルル

enmi さま
はじめまして。
コメントありがとうございます。

自分自身ではなかなか飲むことのできないワインを並べていただき、主催者さまには感謝しています。
比較してしまったワインたちには、ちょっぴり申し訳ない気もしています。

レ・シャルム・ゴダールは、わたしは初めていただきました。
後追いで調べましたところ、本来的にはもっと力強い印象なのではないかと想像しています。
わたしが今回いただいたものが、たまたま優しい味わいだったのではないでしょうか。でも、自分の感想を正直に書きました。
再会の機会があればあらたな発見があるかもしれないと思って、それもまた楽しみです。

by ユンヌ・ペルル (2011-08-21 17:56) 

wattana

ユンヌ・ペルルさん、おはようございます。
はじめまして。少しずつ読ませていただいています。
by wattana (2011-10-07 01:52) 

ユンヌ・ペルル

wattanaさま
はじめまして。
コメントありがとうございます。
wattanaさまは美味しいものとコーヒー(と日本酒?)がお好みなんですね。
わたしもワインと甲乙つけがたいくらい、コーヒーが大好きです。


by ユンヌ・ペルル (2011-10-08 11:58) 

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