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第139回ワイン会 [Y氏ワイン会]

2011年2月9日(水)
時間 19時開始
参加人数11名

スペイン最高峰といわれるウニコのレゼルヴァ・エスペシアル Lot.9とLot.19の比較試飲です。
そして、わたしのもう1つのお目当ては、ジャック・セロスの“シュブスタンス”~♪
【ワインリスト】
1.ジャック・セロス シュブスタンス NV
2.シャトーヌフ・デュ・パプ ブラン ルーサンヌ V.V. 1998 / シャトー・ド・ボーカステル
3.ムルソー グット・ドール 1999 / コント・ラフォン
4.モンラッシェ 1986 / ルイ・ラトゥール 
5.Ch.カロン・セギュール 1983 
6.ウニコ・レゼルヴァ・エスペシアル NV(Lot.9) / ヴェガ・シシリア  
   (from vintages'90,'91,'96 selected in'08)
7.ウニコ・レゼルヴァ・エスペシアル NV(Lot.19) / ヴェガ・シシリア 
   (from vintages'85,'90,'94 selected in'01)
8.シャンベルタン 1979 / ルイ・トラペ
第139回ワイン会PHOTO a.JPG

ジャック・セロス シュブスタンス NV(Ch100%)
第139回ワイン会PHOTO 02.JPG 第139回ワイン会PHOTO 03.JPG
NVなのに熟成シャンパーニュのような濃い黄金色。
アタックにフワッと印象的なモモの香り。黄桃です。
酸はキリッとしていて重厚な味わいですが、口当たりはソフト。
不思議な熟成感。
こんなシャンパーニュ、NVでもヴィンテージでも飲んだことがありません。
このままさらに熟成したら、どんなふうになるのでしょうか。

シャトーヌフ・デュ・パプ ブラン ルーサンヌV.V. 1998 / シャトー・ド・ボーカステル
第139回ワイン会PHOTO 05.JPG 第139回ワイン会PHOTO 06.JPG
色はまさに黄金色。
ものすごく粘性が強いです。
香りは厚いバラの花びら。
アルコール感も高い。こってり。
わたしはシャーヴのエルミタージュ・ブランに魅了されて以来、ルーサンヌの大ファンです。
ルーサンヌは開いてくると、甘く華やかな香りがいっぱいに広がります。
アフターには品種特有の苦味。

ムルソー グット・ドール 1999 / コント・ラフォン
第139回ワイン会PHOTO 08.JPG 第139回ワイン会PHOTO 09.JPG
色はやや薄めです。
粘性は中程度。
白い花とアカシアのハチミツのようなさわやかで甘い香り。 
ほどよい酸が上品。
ミネラル感もちょうどいい。
完璧なまでにバランスのよいワインです。
今までに飲んだラフォンの中でも1、2を争う美味しさ。絶品。
わたしが知る限り1999ヴィンテージのブルゴーニュ白は、どれも素晴らしい出来映えです。

モンラッシェ1986 / ルイ・ラトゥール 
第139回ワイン会PHOTO 11.JPG 第139回ワイン会PHOTO 12.JPG
熟成感のある濃ゆい色合いです。
そそられる熟成香。
しかしながら、味は何か1本芯が抜けた感じです。
酸が落ちて、空洞がぽっかり。残念。
香りの魅力のほうが勝っています。

Ch.カロン・セギュール 1983(通常はCS65%, M20%, CF15%)
第139回ワイン会PHOTO 14.JPG 第139回ワイン会PHOTO 15.JPG
透けて見えるほどの美しいルビー色。
いつもは黒いカロン・セギュールですが、今まで見た中でいちばんエレガント。
でも、香りや味わいの個性は健在です。
湿った香り、スーボワ、雨など。
若いうちから古酒になるまで、キャラクターの一貫性が保たれています。

ウニコ・レゼルヴァ・エスペシアル NV(Lot.9) / ヴェガ・シシリア
  (Tinto Fino=Tempraniryo主体)  
第139回ワイン会PHOTO 17.JPG 第139回ワイン会PHOTO 18.JPG
レゼルヴァ・エスペシアルは、いくつかのヴィンテージをブレンドしたユニーク(=ウニコ)なワイン。
アタックに揮発臭がします。
カシスやブラックベリーが濃縮されたような香り。
埃っぽさ、トースト、スパイス、漢方薬。
アルコール度が高く、味わいに凝縮した甘味が感じられます。
ジャミーで、野性味にあふれたワイン。

ウニコ・レゼルヴァ・エスペシアル NV(Lot.19) / ヴェガ・シシリア 
  (Tinto Fino=Tempraniryo主体) 
第139回ワイン会PHOTO 20.JPG 第139回ワイン会 PHOTO21.JPG
やはり揮発臭はありますが、前者Lot.9よりずっとエレガント。
滑らかな舌ざわり。
パワーはあるし、味わいの要素もしっかりしていますが、酸に複雑さがありません。
酸にも構造があるんですねえ。
このワイン、いったい何十年後の飲み頃をめざしているんでしょう? とか思ってしまいます。
(ウニ子、クリ子、ジャイ絵、ルーミ江、エシェ蔵、ムル蔵、タル坊……誰か、名付け親になってみませんか?w)

シャンベルタン 1979 / ルイ・トラペ
第139回ワイン会PHOTO 23.JPG 第139回ワイン会PHOTO 24.JPG
薄ーく透明感のあるオレンジ色が輝いています。
古酒の静謐さと、シャンベルタンの力強さが共存。
緻密で隙がない。
ドライで乾いたタンニン。
酸味も渋味もきれいに熟成されて釘サビのニュアンスになっていますが、腰はまったく抜けていません。
個人的には、大ざっぱに言って(←はい、とても大ざっぱですw)ブルゴーニュの白は90年代、赤は80年代が飲み頃だと思っているのですが、70年代のものでも卓越した素晴らしい赤ワインに出会うことがあります。

【お料理】
カブと白菜で漬け込んだ魚介のマリネ
第139回ワイン会PHOTO b.JPG

タラのムニエル 季節野菜ソテーとトマトのアクセント
第139回ワイン会PHOTO c.JPG

鴨のラグーとアビオス ムカゴのリゾット
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岩中豚肩肉と菜の花のロースト 黒オリーブと赤ワインのソース
第139回ワイン会PHOTO e.JPG

昨年末に“初ジャック・セロス”でヴァージョン・オリジナーレ(ノンドゼ Ch100%)をいただきました。
縁あって、今回はシュブスタンス。
なんだかワインの縁って、向こうから重なってやってくるみたいです。
   ***
ジャック・セロスのリザーヴワインは、ソレラ・システムです。
わかりやすくいうと、継ぎ足し継ぎ足ししている“ウナギのたれ”
シュブスタンスでは、1984年からのリザーヴワインを使っているそうです。
それで、NVでも熟成の香りがするんです。
シャンパーニュの“熟成感”と“泡の力強さ”という「二律背反」を一つにまとめあげてしまったジャック・セロス。
裏技! 反則! いいとこ取り!
な~んてちょっと思っていましたが、飲んでみるとあまりの美味しさに納得。
これはもう独創性とか創造性とかいう領域に近いかも。
まさに“リザーヴワインの魔術師”ですね。

【アンケート結果】(11名参加で、1人持ち点10点)
1位 28点 シャンベルタン 1979 / ルイ・トラペ
2位 25点 ウニコ・レゼルヴァ・エスペシアル NV(Lot.19) / ヴェガ・シシリア
3位 17点 ジャック・セロス シュブスタンス NV
4位 14点 ウニコ・レゼルヴァ・エスペシアル NV(Lot.9) / ヴェガ・シシリア  
5位 8点 シャトーヌフ・デュ・パプ ブラン ルーサンヌV.V. 1998 / シャトー・ド・ボーカステル

【わたしの配点】
3点 シャンベルタン 1979 / ルイ・トラペ
2点 ジャック・セロス シュブスタンスNV 
2点 ムルソー グット・ドール 1999 / コント・ラフォン
2点 ウニコ・レゼルヴァ・エスペシアル NV(Lot.19) / ヴェガ・シシリア
1点 モンラッシェ1986 / ルイ・ラトゥール

第139回ワイン会PHOTO g.JPG 第139回ワイン会PHOTO h.JPG
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