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第124回ワイン会 [Y氏ワイン会]

2010年6月2日(水)
時間 19時開始
参加人数11名

シャトー・ムートン・ロートシルトの垂直です。
メドック格付け1級に、いちばん最後に名前を連ねたムートン。
その味わいに対するわたしの印象も、5大シャトーの中ではいちばん弟分(笑)
(ヴィンテージによって出来がバラつく印象があるので) 
今日はもしかしたらムートンに引導を渡すことに???

【ワインリスト】
1.ペリエ・ジュエ ベル・エポック 1988
2.ロシアン・リヴァー・ヴァレー シャルドネ レ・ノワゼティエール 1999 / キスラー 
3.Ch.モンブスケ ブラン 1998
4.Ch.ムートン・ロートシルト 1982
5.Ch.ムートン・ロートシルト 1977
6.Ch.ムートン・ロートシルト 1976
7.Ch.ムートン・ロートシルト 1975
8.Ch.ムートン・ロートシルト 1973
9.Ch.ムートン・ロートシルト 1966
第124回ブログ用PHOTO a.JPG

ペリエ・ジュエ ベル・エポック 1988
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明るく輝く黄金色。
泡は中程度の大きさで、20年超とは思えないほど元気です。
軽やかな熟成香。ほのかにパングリエ。
すえたような酸っぱい香りもがわずかに。
ヴィンテージ・シャンパーニュって、泡を物理的な勢いで感じるのではなく、味わいで感じられるような気がします(←不思議な表現でしょうけれど)
1988や1990ぐらいの熟成具合はわかりやすく美味しい。

ロシアン・リヴァー・ヴァレー シャルドネ レ・ノワゼティエール 1999 / キスラー
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とても濃い黄金色。
粘性は中程度よりやや強め。
アタックに樽香。ヘーゼルナッツ。バニラ。
酸味がありません。抜けている(?)最初から予定してない(?)
やがてキャラメルやミルキーの香り。
同席のOさん曰く「キスラー好きはマザコン」なんだそうです(笑)
いつも落ちてきてから樽の苦味がキツイのが難点でしたが、これは大丈夫。
ヴィンテージのおかげでしょうか。
今までに飲んだキスラー・シャルドネの中でいちばん美味しい。
でも、わたしはやっぱりキスラー好きじゃないなあ(あ、マザコンうんぬんじゃなくてねw)

Ch.モンブスケ ブラン 1998
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粘性は中程度。
アンズのような、リンゴのようなフルーティな香りが特徴的です。
白い大輪の花を思わせる。
ほどよく利いた樽香。
味わいはメリハリがあって、少々のミネラル感と切れのいい酸味。
この匙加減のよさが、フランス的なんです❤

Ch.ムートン・ロートシルト 1982
(ジョン・ヒューストン画)
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PP100点満点だそうです。
ふちに透明の線が1本入っています。
ダークチェリー色のガーネット。
香りはコーヒー。ミント。スパイシー。
どっさり豊富な果実味。凝縮感からくる甘さ。
あとからインキーな香り。
アフターは唇がタンニンで渋々に。
1982だけ、抜栓デキャンタ—ジュを1時間前に行ったそうです。
でも、まだまだ若い。
閉じたつぼみを思わせますが、熟成させて美味しいワインは早く飲んでも美味しい!の典型。

Ch.ムートン・ロートシルト 1977
(エリザベス女王ご来訪記念)
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性格は陰性です。
香りは鉄くぎ系。
カベフのようなベジタル。青ピーマン。
果実味がスコーンと抜けているために、華やかさが感じられません。
味は何かが固まって抜け落ちた感じ。
フームゥ、もう終わってしまっているのでしょうか。

Ch.ムートン・ロートシルト 1976
(ピエール・スーラージュ画)
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色はルビーガーネット。
香りは、 ぱっと華やかな印象。
カシス、コーヒー、おまけに燻製香。
味には少し甘味があり、タンニンは強いです。
余韻は短く、落ちるのはファースト・インプレッションよりずっと早い。
意外にスリムでした。
まあまあまあです(←エラソーw)

Ch.ムートン・ロートシルト 1975
(アンディ・ウォーホル画)
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アタックに揮発性の香りがあります。
ムートンらしいカフェモカの柔らかい香り。西洋杉。
飲むと意外なほどスルーッとなめらか。
果実味はすでに落ちてきています。
タンニンはまだ強く、やっと飲みごろになったところです。
“才能+飲みごろ”で、本日のわたし的ムートンNo.1

Ch.ムートン・ロートシルト 1973
(パブロ・ピカソ画)
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ムートンが、念願だったメドック格付け1級の仲間入りを果たしたメモリアル・ヴィンテージ。
なんと! ピカソがエチケットを描いてくれています。
しかし残念ながら、ヴィンテージ評価は低いそうです。
などということをツラツラ思いながら飲んでみたら…
うまい具合に枯れていました。
たぶん今がいちばんの飲みごろ。
普段はガチガチに硬いムートンの印象がガラリと変わりますね。
ひと言でいってエレガント。

Ch.ムートン・ロートシルト 1966
(ピエール・アレシンスキー画)
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いろいろな要素が抜けてしまって寡黙です。。
そこはかとない静けさは、ブルゴーニュの古酒にも似て…
やがて雨のような湿った匂いも。
今回のラインナップで、枯れてしまって薄いな~と思ったのは、77、73、66。
66はムートンらしさの飲みごろは過ぎているように思いました。
ヴィンテージのよさで味わいを保っているという印象。

【お料理】
マリネした天使の海老と、花ズッキーニ、ナスのカポナータ&パン
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スズキとウイキョウのソテー ニンジンのピュレとバルサミコのアクセントで
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サンダニエール産生ハムと新レンコンとゴボウのリゾット
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国産牛もも肉のロースト ラルドと赤ワインのソース
(写真撮り忘れです。ドモすみません)


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ムートンは果実味に比してタンニンが強いことが特徴です。
突出したタンニンのため、他の要素がバランスをとるのがむずかしい。
ヴィンテージの若いムートンを飲んで、ガッカリした経験が何度かあります。
で、ムートンを“じゃじゃ馬”だとか“暴れん坊”だとか“気むずかしい”とか…
でも、1970年代半ばのムートンを飲んでみて、熟成35~40年ぐらいでエレガントにもなることを知りました。
その他の個性の違いは、ヴィンテージによるところが大きい。
大ざっぱにいって、良ヴィンとオフヴィンの2タイプに分かれていたように思います。
   ***
「ムートンはタンニンが強い」と書きましたが、じつはわたしはタンニン好き。
タンニンには苦味、渋味、酸味などの味覚の要素が含まれています。
この種の味を避けるのは動物の本能です。
なぜなら、苦味や渋味は毒物の味、酸味は腐敗の味だから。
子どもはたいてい嫌がります。
でも、赤ワインがわたしに教えてくれたのです。この味、うまく使えばけっこうイケルよって。
だから、タンニンは大人の味!(そしてミルキーはママの味w)

【アンケート結果】(11名参加で、1人持ち点10点)
1位 27点 Ch.ムートン・ロートシルト 1966 
2位 24点 Ch.ムートン・ロートシルト 1982 
3位 18点 ロシアン・リヴァー・ヴァレー シャルドネ レ・ノワゼティエール1999 / キスラー 
4位 14点 Ch.ムートン・ロートシルト 1975 
5位  8点 Ch.ムートン・ロートシルト 1973 
5位  8点 ペリエ・ジュエ ベル・エポック 1988 

【わたしの配点】
3点 Ch.ムートン・ロートシルト 1982
3点 Ch.ムートン・ロートシルト 1975
2点 Ch.ムートン・ロートシルト 1973
2点 Ch.ムートン・ロートシルト 1976

【第124b回ワイン会のアンケート結果Best3】
①Ch.ムートン・ロートシルト 1966
②Ch.ムートン・ロートシルト 1982
②Ch.ムートン・ロートシルト 1973

第124回ブログ用PHOTO f.JPG
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