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リシュブール会 [ワインとお食事の会]

2010年1月30日(土)
時間 18時開始
場所 ア・ニュ(広尾)
参加人数8名

コルトン・シャルルマーニュとリシュブールの生産者違いを水平で。
締めくくりはディケムの垂直です。
【ワインリスト】
1.ドン・ぺリニヨン ヴィンテージ 2000
2.コルトン・シャルルマーニュ 1990 / ドメーヌ・ルロワ
3.コルトン・シャルルマーニュ 1990 / ルイ・ジャド
4.リシュブール 1987 / ドメーヌ・ドゥ・クロ・フランタン
5.リシュブール 1987 / モンジャール・ミュニュレ
6.リシュブール 1987 / ジャン・グロ  
7.リシュブール 1987 / ドメーヌ・メオ・カミュゼ
8.シャトー・ディケム 1970(ハーフ)
9.シャトー・ディケム 2000(ハーフ)
リシュブール17.JPG

ドン・ぺリニヨン ヴィンテージ 2000
(Ch+PN 比率非公開ですが、だいたい50%ずつ)
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キメ細かく、力強い泡立ち。
アプリコット系のさわやかな香り。
力強い味わい。フレッシュ&シャープ。
ヴィンテージ2000には熟成感はほとんどありません。

アミューズ 豚のリエット&キャビア&ラディッシュ
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コルトン・シャルルマーニュ 1990 / ドメーヌ・ルロワ
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アタックに、ルロワ香といわれる樽の香り。
時間とともに樽っぽさが薄れていきます。
生産者の個性が際立っていますが、味は間違いなくコルトン・シャルルマーニュ。
ミネラルとバランスとフィネス。

コルトン・シャルルマーニュ 1990 / ルイ・ジャド
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熟成が進んでいて甘味が出ています。
マールやコニャックの揮発性の香り。
意外にバランスがよくて美味しい。
以前にシュヴァリエ・モンラッシェ を飲んだ時も同様のマール香がしたので、ルイ・ジャドの古酒の造りはこれでOKということでしょうか。
味は落ちるのが早かったです。

ピサラディエールフリット
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ピザ生地を丸くして揚げたフリット。
その上に黒トリュフとラードを薄ーくしてのせ、トッピングはミント。
お望みどおり、パクッとひと口。

フルーツトマトのエピスヴィネガーマリネ イチゴの泡とともに
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ムースよりはかなげなイチゴの泡のスープがいい。
レストランで食べるトマトは皮をむいてほしかったかも(笑)

パン&バター
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岩茸で包んだウスバハギのマリネ 生ハムのコンソメジュレ
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ウスバハギというカワハギの仲間のお魚をマリネして、その上に岩茸。
岩茸は断崖絶壁に生育し、手のひら大になるまでに100年かかる希少品だそうです。
生ハムのコンソメジュレでほんのり熟成香をプラス。

リシュブール 1987 / ドメーヌ・ドゥ・クロ・フランタン
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フランボワーズや紅茶の香り。
果実味も残っています。
『神の雫』に出てくるお花畑なリシュブールって、きっとこういうのを言うのでは。
(あれはD.R.C.だったけれど)
本日のリシュブールの中でいちばん華やか。

山口産アナゴのフリット ソーストリュフ
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フワッとしたアナゴのフリットにトリュフのソースをからめていただきます。
ブロッコリーやほうれん草や大根は有機野菜でしょうか。
野菜の味が濃くておいしい。

リシュブール 1987 / モンジャール・ミュニュレ
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アタックにマディラ香。
熱劣化とはあきらかに違うけれど。
しばらくするとマディラ香は消え、そこからがかなり美味しい。

フォアグラのポワレ ポルチーニのスープとともに
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立ちのぼるポルチーニの香り。
フォアグラの下にはライスチョコのライスみたいなものがしいてあります。
香りと食感の妙。

リシュブール 1987 / ジャン・グロ
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熟成が進んでかなり落ちているけれど、なめらかでエレガント。
なんといってもバランスがいい。
今やわたしの“ワインの味の第一基準”はバランス!!
本日のわたし的No.1でした。

アンコウのロティ バルサミコのキャラメリゼ
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前皿のフォアグラとの比較で、ソフトで淡白なアンコウが引き立ちます。
キャラメリゼしたバルザミコがねっとりとからめてあります。でも味はさっぱり。
散りばめてあるのは大根で、全体にちょっと和風。 

リシュブール 1987 / ドメーヌ・メオ・カミュゼ
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アンリ・ジャイエがメタヤージュでつくった最後の年だそうです。
繊細で優しい味わい。薄うま系。
タンニンや渋みは落ちています。
これが皆さんの赤ワイン人気No.1でした。

2カ月熟成の和牛サーロインのグリエ ソースマディラ
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サシの多い和牛サーロイン。厚切りです。
かみしめると肉汁と脂が口の中に広がります。
マディラ酒を使ったソースで、ピノ古酒には味がちょっと強めのお料理。

シャトー・ディケム 1970(Se80%, SB20%)
リシュブール22.jpg
みごとな飴色。
香りにも重厚感があります。
味は意外にもあっさりとしていて、何かが抜け落ちた感じ。
40年物ですからね。ディケムでも寿命の先が見える時がくるのね。
(といっても、熟成が早く進むハーフボトルでしたっけ)

シャトー・ディケム 2000(Se80%, SB20%)
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まだ若いので、香りはアプリコット、アカシア、ハチミツなどのさわやか系。
少しラノリン香も。
ヴィンテージの新しさのわりに落ちついた味です。
バランスよくて、きれーいな味わいなので、こちらに人気が集まりました。

リシュブール20.jpg リシュブール21.jpg
当初予定していた1970フルボトルのコルクが落ちてしまっていたそうです。
アクシデントによりハーフボトル2本にかえたため、期せずしてディケムの垂直に。
1970と2000のディケム。どちらにも甲乙つけがたい魅力がありました。
冷えたディケムをひと口飲むと、喉も心も潤すような清涼感が流れていきます。
口中に他のものにはたとえられないキラキラとした甘味が残ります。
ディケムには心身ともに癒されました~[黒ハート]

キウイのスープ仕立て
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これ、わたし完全に記憶喪失です(笑)
すみません。

五郎島金時とショコラのパフェ
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題して「空飛ぶサツマイモ」
アイスクリームとサツマイモが、口どけ一緒の仲よし。

プティフール&ティー
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生チョコとサブレ
デセールがあえて軽めだったので、ディケムを心ゆくまで堪能することができました。
大成功~~~

リシュブール18.JPG
リシュブールという畑は、ロマネ・コンティの畑の前に立つとすぐ右隣に位置する8haほどの比較的広いGran Cruです。
背後の上り勾配の先には、オー・ブリュレやクロ・パラントゥやプティ・モンなどの1er Cru畑が広がっています。
目をつぶってそんな景色を思い浮かべながら、リシュブールの個性について思いめぐらすのもまた一興。

今回は4人の造り手によるリシュブールを1987ヴィンテージ水平で。
奇跡に近い試みといえるでしょう。
これによって、次のことが見えてきました。
①リシュブールという畑の個性
②1987ヴィンテージの個性
③4生産者それぞれの個性
(な~んて、そう簡単にワインの謎は解けやしません。おぼろ~に霞んで見えるくらいです)

a nu 3.jpg リシュブール19.png
予約のとれないレストラン“ア・ニュ”にてリシュブール会。
主催者さま(ソーテルヌの貴公子さま)、本当にありがとうございました。
ご参加くださったワインラヴァーの皆さま、夢のような一夜でしたね。
ぜひまたご一緒させてください。
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machiya11

リッシュの水平比較とはすごいですね。宜しければ今度ワイン会を紹介してください。
最近のリッシュの生産量比率を本当にたまたまリスト化していた。

DRC 3.51ha 44%
ルロワ 0.78ha 10%
グロ・フレール・エ・スール 0.69ha 9%
AFグロ 0.60ha 8%
アンヌ・グロ 0.60ha 8%
メオ・カミュゼ 0.35ha 4%
ジャン・グリヴォー 0.32ha 4%
モンジャール・ミュニレ 0.31ha 4%
残り 0.87ha 11%

計                  8.03ha

今回のワインとこれまで飲まれたワインで、きっとほぼリッシュを網羅しているのではないでしょうか?
by machiya11 (2010-02-14 01:35) 

ユンヌ・ペルル

詳細な資料をご提示いただき、ありがとうございます。
クライヴ・コーツの"The Wines of Burgundy"ですか。
わたしも持っていますが、%化なさっているんですね。さすが。

これまでリシュブールを偶然にすべて87ヴィンテージでいただくことができました。主催者さまとワインの神様に感謝感謝です。
そして本当にたまたまリスト化していらしてご教示くださったmachiya11さまとも、ワインの神様のお引き合わせですね、きっと。

by ユンヌ・ペルル (2010-02-15 23:25) 

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