So-net無料ブログ作成

第10b回特別ワイン会 [Y氏ワイン会]

2009年12月18日(金)
時間 19時40分開始
参加人数14名

D.R.C.第2弾です。
【ワインリスト】
1.クリュッグ コレクション 1985 
2.ブルゴーニュ オー・コート・ド・ニュイ ブラン クロ・サン・フィリベール 1998 / メオ・カミュゼ
3.ムルソー 1er Cru ペリエール 1997 / ジャック・プリウール
4.ボーヌ 1er Cru クロ・デ・ムーシュ ブラン 1990 / ジョセフ・ドルーアン
5.モンラッシェ 1988 / コント・ラフォン
6.オスピス・ド・ボーヌ サヴィニーレ・ボーヌ キュヴェ・フクラン 1988 / アルベール・ビショー
7.コルトン・ブレサンド 1980 / トロ・ボー
8.エシェゾー 1986 / D.R.C.
9.ロマネ・サン・ヴィヴァン 1965 / マレ・モンジュ(D.R.C.)
10.ロマネ・コンティ 1973 / D.R.C.
11.エルミタージュ 1983 / エチエンヌ・ギガル
10b-a.JPG

クリュッグ コレクション 1985
第10b特別回-1.jpg 第10b特別回-2.jpg
コレクションは、クリュッグ・ヴィンテージの中の選りすぐりです(現在流通しているのは、1979,1981,1985の3ヴィンテージだけらしい)
泡が力強い。ずーっと消えない。4半世紀を経て信じられないほど。
最初わずか~に火打ち石香。
少し白砂糖っぽい甘い香り。
味のバランスはパーフェクトで、今まで飲んだヴィンテージ・シャンパーニュの中で最高に美味しい。
But香りの点では最後までずっと弱々しく、クリスタルの勝ち~。

ブルゴーニュ オー・コート・ド・ニュイ ブラン クロ・サン・フィリベール 1998
  / メオ・カミュゼ
第10b特別回-3.jpg 第10b特別回-4.jpg
独特の香り。
麦の焦げたような匂い。かまぼこ板の香り(?)
少し待つとこなれて、独特の匂いがとれてきます。
そうすると、最後までずっと落ちずに、とても美味しいワインでした。

ムルソー 1er Cru ペリエール 1997 / ジャック・プリウール
第10b特別回-5.jpg 第10b特別回-6.jpg
樽香がすごい。ちょっとラッキョウ臭(?)も。
甘い香り。
味も甘い。
落ちてくると、猛烈に樽の苦味が出てきます。
(ムルソーの白ワインに特有の、落ちてきたときに顕著な樽由来の苦味をなんとかしてほしいものです)

ボーヌ 1er Cru クロ・デ・ムーシュ ブラン 1990 / ジョセフ・ドルーアン
第10b特別回-7.jpg 第10b特別回-8.jpg
トースト香に、シェリー香が少し。
樽の使い方も味のバランスもちょうどいい。
落ちてきても変わりません。
この会でよく出るのであまりありがたいと思ったことがなかったのですが、よく考えてみると偉い!
古酒になってもつねに品質が揺らがない。
定点観測の基準に最適。

モンラッシェ 1988 / コント・ラフォン
第10b特別回-9.jpg 第10b特別回-10.jpg
はじめはやや閉じています。
白い花の香り。
時間の経過とともに甘やかに、どんどんゴージャスに。
さすがモンラッシェ。わたしの知っているコント・ラフォンの中でいちばん力強い。
そして味わいは、やはりコント・ラフォンのフィネス。

オスピス・ド・ボーヌ サヴィニーレ・ボーヌ キュヴェ・フクラン 1988
  / アルベール・ビショー
第10b特別回-11.jpg 第10b特別回-12.jpg
濃い紫。赤いベルベットに影がついたような色合い。
ちょっとインキー。
コクがあります。
まだまだ若い印象。

コルトン・ブレサンド 1980 / トロ・ボー
第10b特別回-13.jpg 第10b特別回-14.jpg
ビオ臭でしょうか。
フォクシーで、かなりインキー。
墨汁の香り。
味にも墨のようなニュアンス。
ひたすら黒いです。

エシェゾー 1986 / D.R.C.
第10b特別回-15.jpg 第10b特別回-16.jpg
う~ん、怪しい。
赤ワインなのにシェリー香がたっています。
フローラ香?
これは…もしかして…熱劣化?

ロマネ・サン・ヴィヴァン 1965 / マレ・モンジュ(D.R.C.)
 (マレ・モンジュの表エチケットは剥がれてしまい、裏だけです)
第10b特別回-17.jpg 第10b特別回-18.jpg
非常に健康なピノノワールの香り。
40年超ですよ。すごすぎます。
マレ・モンジュ、前回のマグナム1970は元気すぎて、フツー!みたいにあなどってしまいました。
でも今回飲んでみて、じつはものすごく力強くて長熟のヴォーヌ・ロマネGCなのではないかという気がしてきました。
熟成も充分進んでいるけれど、健全で美味しい。

ロマネ・コンティ 1973 / D.R.C.
第10b特別回-19.jpg 第10b特別回-20.jpg
香りの第一印象は少しスモーキー。
ムワッと枯れています。
次にわずかな消毒臭。
待っていると、シャンピニオンや腐葉土の香りがあがってきました。
香りは複雑性の極致。
バランスはいいが、やや硬質な味わい。精緻。
華やかになるのを待ったけれど、やがて何かが抜け落ちた。
(言うてもオフヴィンですから~♪)

エルミタージュ 1983 / エチエンヌ・ギガル
第10b特別回-21.jpg 第10b特別回-22.jpg
このラインナップの最後に飲むと、セパージュの違いが歴然。
まず香りがスパイシー。
石とか砂ぼこり。
味は最初は渋い。そしてとにかく濃い!
こなれてくるとなかなか美味しい。
エレガントになってはくるけれど、古酒のわりにはキャラが濃い。

【お料理】
季節野菜と黒ムツのヴァプール(蒸し煮)タイム風味のバターソース
10b-b.jpg

キクイモのポタージュ グリルしたフォアグラとスパイシーなラードのアクセント&パン
10b-c.jpg

子羊鞍下肉のロースト 黒胡椒のソース
10b-d.jpg

ブルーベリームースとヴァニラ・アイスクリーム
10b-e.jpg

D.R.C.に共通の特徴は「複雑性」だと思います。
本日のロマネ・コンティについて、わたしの印象をひと言でいうと「深淵」でした。
何かを垣間見たという感じ。
それ以上のことはまだわかりません。
ただ単純に旨いとか華やかとかいうワインではありません。
別の世界のものです。
惜しむらくは落ちるのが早かった。
「深淵」を垣間見たという感じです。
第10b特別回 f.JPG
前回のラ・ターシュと今回のロマネ・コンティとはヴィンテージがそろっていました。
(主催者さま、ありがとうございます)
ラ・ターシュのほうが屈強なワインのようです。
だから、オフヴィンの年のラ・ターシュとロマネ・コンティを飲み比べると面白い、と言うのかもしれません。
ヴィンテージによって、畑の個性を飲み分けるのもいいのではないでしょうか。
D.R.C.のそれぞれの畑のワインの間には価格ほどの差はない。違いは畑の個性だから。
そんなふうに思えます。
だから、オフヴィンの年にはラ・ターシュの動物的で力強い個性がロマネ・コンティを超えることもある。
そして、最良の年にはロマネ・コンティがその最高の姿を見せてくれる…。
ブルゴーニュの山の頂上で、わたしはそんなことを考えました。
さて、この仮説は立証されるのか否か。
いつかどこかで、ロマネ・コンティをはじめD.R.C.のワインたちにまた出会えると嬉しいです。

【アンケート結果】(14名参加で、1人持ち点10点)
1位 36点 ロマネ・コンティ 1973 / D.R.C.
2位 31点 モンラッシェ 1988 / コント・ラフォン
3位 26点 ロマネ・サン・ヴィヴァン 1965 / マレ・モンジュ(D.R.C.)
4位 14点 ボーヌ クロ・デ・ムーシュ ブラン 1990 / ジョセフ・ドルーアン
5位 12点 クリュッグ コレクション 1985 

【わたしの配点】
3点 ロマネ・コンティ 1973 / D.R.C.
3点 ロマネ・サン・ヴィヴァン 1965 / マレ・モンジュ(D.R.C.)
2点 クリュッグ コレクション 1985
2点 モンラッシェ 1988 / コント・ラフォン 

【第10a回特別ワイン会のアンケート結果Best3】
(ただし、ロマネ・コンティのヴィンテージが異なり、コント・ラフォンのモンラッシェではなくルフレーヴのシュヴァリエ・モンラッシェ 1991が出ました)
①ロマネ・コンティ 1967 / D.R.C.
②ロマネ・サン・ヴィヴァン 1965 / マレ・モンジュ(D.R.C.)
③クリュッグ コレクション 1985
nice!(3)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

nice! 3

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。